こんにちは!きんタローです。
今回は大手IT企業のSEはどんな仕事をしているか、メリット、デメリットを含めて紹介したいと思います。
大手IT企業のSEの仕事とは
大手IT企業のSEとして採用され4年目になったきんタローのこれまでの仕事を紹介します。
1年目
最初の3ヶ月ぐらいはひたすら研修。
基本情報レベルのITの基本的な知識やヒューマンスキルを高めるための研修を受けました。
Javaのプログラミングもやりました。意味わかんなかったな。。
その後、OJTでプログラム開発を経験。テストのチェックリスト作成、プログラミング、テストを行ました。
これが最初で最後のプログラミングになりました。
2年目以降
ひたすらプロジェクト管理。
設計やプログラミング、テスト等は基本的に協力会社さんに任せていました。
私たちSEは、お客さんや他ベンダーとの調整や進捗管理等のプロジェクト管理作業を行なっていました。
また、どのようなシステムを作るかお客さんと会話しながら作っていく、超上流工程と言われる企画段階の仕事も行っていました。
大手企業のSEのメリット
大手企業のSEのメリットは以下の3点です。
各メリットについて詳しく説明していきます。
システム開発の超上流工程から参画できる
システム開発の超上流工程から参画することができます。
どんなシステムを作るか、どんな機能を追加するか等をお客さんと会話しながら進めていくことができます。
自分で構想したシステムが形となってできた時は大きな達成感を味わえます。
一方で2次請け3次請けの協力会社では上流工程で決まった仕様に基づいて設計や開発作業を行なっていくので自らシステムを企画する機会はあまりないかと思います。
フロントで直接お客さんとやりとりができる
①であげたメリットと繋がりますが、企画段階からお客さんと直接やりとりすることができます。
お客さんと直接会話してプロジェクトを進めることは大きなやりがいを感じることができます。
ありきたりかもしれませんが、お客さんから感謝の言葉を直説もらえることは意外にも結構嬉しいものです。
プログラミングやテスト等自分で手を動かすことはほとんどない
私が大手企業を選んだ理由の一つですが、プログラミングなど手を動かすことはほとんどありません。
実際に就職してからプログラミングを行なったのは1年目の研修の時だけです。
大手企業のSEのデメリット
一方でデメリットは以下です。
プログラミング等の技術力がつかない
メリットの逆になりますが、プログラミングはほぼやらなないので、技術力はつきません。
ゴリゴリ開発がやりたい!という人には大企業のSEは向いてないかもしれません。
もちろん技術に特化した開発の専門部隊に入れば技術力を磨くこともできると思いますが、少数派だと思います。
フットワークが重い
承認ひとつ取るにもハンコリレーを行う必要があります。
また、プロジェクトを進めるにあたってフローが体系化されており、全ての手順を踏む必要があるため、ぱぱっと進めることができません。
これまでのナレッジも豊富にあるが故に、新しいことへの動きも重いです。
基本的なキャリアパスはマネジメント
先にも記載した通り、技術に関することは協力会社へ任せます。
やることはプロジェクトの管理が主なのでマネジメント能力だけ上がり、技術力はつきません。
そうすると必然的にキャリアパスはマネジメントが主になってしまいます。
まとめ
大手IT企業のSEの仕事内容、メリット/デメリットについて紹介しました。
SEと言っても仕事内容は幅広いです。
自分がどんなことをやりたいか、どんなSEになりたいかを考えた上で志望企業を選ぶことをおすすめします!
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